一生幸せな家づくり


一生幸せな家づくりとは

幸せな家と聞くと、どのような家をイメージするでしょうか❓

デザイン性に優れた家コストパフォーマンスに優れた家災害に強い家

十人十色、千差万別だど思いますが、私は


災害に強く、健康的に過ごせる家

というものが幸せな家に該当すると思っている

住宅の購入にあたり直面すること



現在日本には多くのハウスメーカー、工務店、設計事務所があり、家を建てようとする人はこれらの中から選定し、住宅を立てているのが現状である

しかしながら、デザインを売りにしている会社もあれば、安さを売りにしている会社もある

私自身、多くのハウスメーカーなどに足を運び話を聞いてみたのだが、


正直な感想は住宅に関する知識がないので、どの会社のセールストークを聞いても良いように感じてしまうということだ

つまりは、依頼をする側がある程度知識を習得し、どのような家を建てたいかをイメージできないことには思い通りの家づくりが困難であるということだ

少額の買い物であるならばまだしも、多くの人にとって人生最大の買い物になるであろうから、その判断は慎重に行わなければならない

日本における住宅の資産価値

日本の住宅の資産価値(建物:木造)は一般的に約22年でなくなってしまうと言われている

これは、国税庁が定めた「耐用年数」という考え方からきているもので、資産が価値を保つことができる期間のことで法律で定められている

住宅を建てる方のほとんどが長期の住宅ローンを利用し、人生最大の買い物として購入するものとしては、あまりに深刻な現実だ

日本で建てられる住宅の寿命

国土交通省の調査によると日本の住宅の寿命は約30年とのことで、リフォームや取り壊され建てかえられているのが現実だ

これは、世界的に見るとあまりに短いもので、フランスやドイツで約60年、アメリカで約70年、イギリスでは約80年以上(中には100年を超えるものも散見される)なぜこのように極端な違いが発生しているのだろうか

その理由は
       質より量を優先して建てられてきた(高度経済成長に伴う住宅需要の増加などにより)


       中古住宅市場が確立していない(住宅の価値が短命であるとの価値観)


       品質(性能)が悪く、夏は灼熱、冬は極寒で外気の影響を受けやすいことから快適性がない


などが挙げられる。

海外では、そもそも高性能な住宅が多く、良質なリフォームを行い、新築よりも高い状態で売買されることも多い

これらはそれぞれが負のスパイラルを形成し、長い時間をかけて作り上げてきたものである

この連鎖を断ち切るには、そもそもの住宅に関する資産価値について大きく見直す必要があるが、消費者側が


       時が経過し部分的に劣化しても、住宅性能等に対し魅力を感じ、価値を見出せる家


を作っていくしかないと感じる

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